夏の旅行に最適な軽量三脚対決!

二大国産メーカー、ベルボンとスリックの軽量三脚対決!

この時期は、旅行用とにかく小さくたためて軽いものでしかも一眼レフやミラーレスで使えるもののお問い合わせが多くなります。dそこで、今回はベルボンのコンパクト三脚の代表格であるUT-43とスリックの超軽量スリム三脚エアリーS100をあらためて比べてみました。

基本スペック比較

製品名 スリック エアリーS100 ベルボン UT-43Q(旧モデル)
最高 101.4cm 155cm
最低 15.8cm 33.6cm
縮長(折畳時の長さ) 30cm 27.2cm
重さ 750g 1,080g
耐荷重 1.5kg 2.0kg
価格 税込13,560円 税込19,800円(処分特価)

実際に比べてみます

折りたたんだ状態で比較してみます。UT-43は非常に短く感じます。しかし、全体が太く、重さも300gの差を感じます。

太さを比べます。ケンコーさんが言ってるようにエアリーS100はほんとにペットボトルほどの太さしかありません。これならハクバ アドバンスピーク25の横ポケットに差し込んで持ち運び出来そうです。

左がUT-43Q、右がエアリーS100の雲台です。UT-43Qの方が明らかにいい物です。見た目も可動の滑らかさもワンランク上のものです。パンも独立しているのでパノラマ撮影にも使えます。ここは価格の差でしょう。

操作性に関して。撮影準備(撤収)において、折り畳みの状態から立てるまでの操作は、エアリーS100が早くて楽です。折り畳み状態からワンタッチロックを押しながら脚を広げるだけでスタンバイできます。また、伸縮もレバー式なので一気に伸ばすこともできます。一方、UT-43Qは、脚を広げた後に中央のロック機構を上げ下げして脚の関節を固定する必要があり、また、一見かんたんそうなダイレクトロックパイプはある程度力が必要です。あまりしないかもしれませんが脚の微妙な伸縮調整もやりにくいです。

で、どっちがいいのか?

このクラスは、やはり軽さとコンパクトさが一番重要でしょう。また、旅行先ではさっと出してさっと使うという点でエアリーが勝っています。高さはUT-43Qの方がありますが、前回に伸ばすと脚にたわみが発生し、ぶれやすくなります。結局1~2段縮めて使うことになります。そうなると高さもあまり変わらなくなります。耐荷重はUTが500g上回っていますが、ミラーレスや頑張って中級機にコンパクトなズームレンズくらいが限界です。よって、スリック エアリーS100をおすすめします。この小ささは非常に魅力です。(※この評価は、あくまでも個人的見解にすぎません。)

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