ケンコートキナースカイメモS -

ケンコートキナーのスカイメモSを使って星空を撮ってきました!

ケンコートキナーのポータブル赤道儀「スカイメモS」を使って、星空を撮影してきました。今回のメインターゲットは「秋の天の川」です。

今回使用したアイテム

アイテム 説明
キヤノンEOS60D ISO感度800~1600でなめらか高画質の写真をめざします。
シグマ10-20mm F3.5 EX DC HSM 天の川をより広くとらえます。
キヤノンEF135mmF2.8ソフトフォーカス 白鳥座にある北アメリカ星雲を狙います。
キヤノンEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM アンドロメダ銀河を撮るため、急遽お借りして使いました。
スカイメモS 星を点像で写すために使います。正確に極軸を合わせれば望遠でも3分の露光に耐えられます。
ハンドウォーマー 結露対策です。山ではカメラをセットするとあっという間にレンズが曇ってしまいます。これを使えばレンズを程よく温められます。電気式より持ちが良く、個人的にはおすすめです。
タイマー付リモートコード ほとんどのカメラはこれが無いと30秒以上の時間設定ができません。また、回数設定やインターバルの設定もできます。
ハスキーショート4段 堅牢な三脚です。スカイメモSで望遠レンズも使用する場合の三脚選びの基準は、耐荷重5kg(できたら7kg以上)です。3Dヘッドに直接微動雲台を取り付ければ、水平出しが非常に簡単にできます。
スカイメモS用微動雲台 極軸合わせが非常に楽になります。

スカイメモSはいいですよ!

値段が他のポータブル赤道儀と比べ非常に安く、少し不安な面がありました。しかし、内蔵の極軸望遠鏡でしっかり極軸を合わせれば、非常に精度よく追尾撮影できることがわかりました。急遽アンドロメダ銀河を撮るために使用したEF100-400mmは少し無理がありましたが、ここは安定させるための工夫次第だと思います。広角レンズなら4~5分いけます。バッテリーについてですが、単三電池の代わりに2,600mAhのモバイルバッテリー「多摩電子リチウムDEチャージ2600LEDライト付」を使用しています(当店価格1,280円税込み)。このバッテリで一晩中駆動させることができました。

今回の撮影でスカイメモSの実力を知ることができました。使い方を工夫すれば、もっといい写真が撮れそうな気がします。次回の星空撮影は11月下旬の予定です。

サンプル写真

実際に撮ったものです。

北アメリカ星雲 北アメリカ星雲とペリカン星雲
EF135mm F2.8
ISO 1600
3分x10枚を合成 f2.8
スカイメモS恒星追尾モードで撮影。
アンドロメダ銀河  アンドロメダ銀河
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
ISO 6400
3分x10枚を合成 f5.6
スカイメモS恒星追尾モードで撮影。
秋の天の川  秋の天の川
10-20mm F3.5 EX DC HSM
ISO 800
2分 f3.5
スカイメモS恒星追尾モードで撮影。

撮影地:岐阜県揖斐郡揖斐川町

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