ポラリエとスカイメモSどっちがいいか?実際に使用して比較しました

※この記事は店頭用です。展示機で確かめながらお読みください。

お客様より、よく質問があります。

価格も同じくらいで、よく比較される者同士です。

仕様比較

製品名 ビクセン ポラリエ ケンコー スカイメモS
歯数 144枚 144枚
モーター パルスモーター DCサーボモーター
搭載可能重量 雲台含めて2.0kg以下 約5kg(パーツ・ウエイト等含む)
重量 740g 約1kg
電源 単三形アルカリ乾電池2本(約2時間)・モバイルバッテリー対応 単三形アルカリ乾電池4本(約72時間)・モバイルバッテリー対応
極軸合わせ のぞき穴 内蔵極軸望遠鏡
雲台プレート 1/4カメラネジ 3/8カメラネジ
純正オプション 極軸望遠鏡・パワーアップキット・極軸微動雲台・ポーラメーターなど 微動雲台・微動台座&アリガタプレート・バランスウエイトなど
価格 店頭にてご確認ください 店頭にてご確認ください
おすすめ同時購入オプション ポーラメーター 微動雲台

実際に使ってみて気づくこと

ポラリエ

・凹凸が少なく薄く、収納に困りません。

・雲台プレートを本体に固定するネジが貧弱で、とても使いづらい。

・北極星のぞき穴は、私世代(40代後半)には暗くて何も見えません・・・。セッティングにはポーラメーターを使用することをおすすめします。

・オプションのパワーアップキットを取り付けるとドイツ式になります。パーツ一つ一つとてもしっかりと作られていて、とてもスムーズに動作します。

望遠ズームの250mm・露光時間2分で星が流れることなく撮影することが出来ました。

スカイメモS

・カメラバッグのスペースをとります。また、必携の微動雲台もスペースをとってしまします。

・極軸合わせは、極軸望遠鏡を覗きながら微動雲台で調整します。スマホアプリを使った裏技があります。

・赤経クランプはしっかり固定できますが、緩める際に勢いで極軸がくるいますので慎重な操作が必要です。

・微動雲台&アリガタプレートとバランスウエイトは本体とのバランスが非常によく、使い勝手がいいです。標準レンズ~中望遠で、星野写真・天体写真を気軽に楽しめます。・

望遠ズームの250mm・露光時間2分で星が流れることなく撮影することが出来ました。

スカイメモS使用 追尾120秒+固定120秒を合成

スカイメモS使用 追尾180秒×5枚を合成

結論 選び方

精度の差はそれほどないと思います。

軽量一眼レフで星景写真を手軽に楽しみたいという方には、ポラリエ。

星景写真だけでなく、星野写真や天体写真なども撮ってみたいという方や少し大きめのカメラを使用する方にはスカイメモS。

その他

「星景モード・20mm前後のレンズ・露光時間1分」での撮影がおススメです。星も景色もほぼ流れない写真が撮れます。

三脚は許せる限り、なるべく重いものをおススメします。

別途自由雲台が必要です。

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